warafuku

難関高校受験で合格を目指す長男と知的障害のある次男の進学について綴ります

運動会を終えて

今日は次男の運動会でした。

 

次男の運動会にはいい思い出がありません。小学校も中学校も、運動会は毎年5月に行われますが、新学年になってまだまだ慣れない時期であり、生活リズムも整っていない状態での運動会練習は、次男にとって相当なストレスになるのです。

 

小学校の普通級にいたころ、運動会練習でストレスがマックスになり、自分の髪をはさみで切ってしまったこともありましたし、運動会当日に演目の途中で大きな声で暴言を吐いてしまったこともありました。

 

中学生になり、起床時間も服装も学校にいる時間も大きく変わったうえ、今年もまたこの時期に運動会練習があり、振り返ってみると、先月の次男はとても荒れていたように思います。

 

ああしなさい、こうしなさい、あれはだめ、これはだめと、私もピリピリしていたのでしょう。ある時、「もう嫌だ!」と叫んで、私にしがみついておいおい泣き出した次男を見て、私は自分が次男を追い詰めてしまっていたことに気付きました。

 

そして、すぐにしっかりと抱きしめて謝りました。「とってもがんばっているのに、きつい言い方をしてごめんね」と言ったら、次男は落ち着きを取り戻し、翌日から学校でも穏やかに過ごせるようになりました。

 

次男は無意識に敏感に空気を感じ取るような気がします。私自身の精神状態が次男にそのまま現れるようです。私が穏やかに接すれば、次男も穏やかになりますし、ピリピリしていると次男も荒れてくるのです。なので、次男が落ち着いた生活を送るためには、実は私自身が心穏やかに過ごすことがとても重要になってくるのです。

 

今日は、先月受けた暗算の検定試験(1級)の結果が出る日で、運動会の疲れもあってそろばん教室に行くのをしぶっていたのですが、ギリギリで「やっぱり行く!」と言って教室へ向かったのですが、結果は不合格でした。

 

そろばんだけでなく、暗算検定に関しても次男は今まですべて一発合格だったので、初の不合格となり、悔しさで荒れ狂ってしまいました。今日はそろばんへ行かせるべきではなかった・・・いや、行かなくていいと言ったのですが、最後は本人が行くと決めたことだし・・・もっと引き止めればよかったか・・・次男の母親を12年やっておりますが、この辺の動きは相変わらず読めません。

 

とりあえず、今日はゲームをいつもより少し長めにやる許可をしたことでなんとか納得し、落ち着きを取り戻しました。

 

運動会も終わり、早く通常の生活に戻って穏やかな日々を過ごしてほしいと思います。